与論島観光

与論の海

百合ケ浜

大金久海岸の沖合い1.5kmの場所に干潮になると現れる砂浜。周囲では熱帯魚がたくさん泳ぎ、シュノーケリングが楽しめます。また、百合が浜の砂には星の形をした「星砂」が多く、年齢の数だけ拾うと幸せになれるという言い伝えもあります。百合が浜には楽園荘のグラスボートがご案内します。

皆田離

皆田海岸の沖合50mほどのところにある離れ小島。潮が引くと海岸から歩いて渡れ、皆田離の周辺は遠浅で貝や魚、海藻などが多く、釣りやシュノーケリング、潮干狩りなどの遊びが楽しめます。楽園荘の運営する「ビーチボーイクラブ」も皆田海岸にあり、シャワーやトイレ、軽食もご利用いただけます。

水中宮殿・沈船あまみ

与論の海の自慢は常に20mを越す透明度とバリエーション豊かなポイント。中でも199*年に沈んだ「旧巡視船あまみ」や、海底宮殿など、与論にしか存在しないポイントがいくつもあります。
また、穏やかなリーフに囲まれた海は初心者でも安心して潜れるポイントです。

与論の文化・歴史

与論民俗村

与論民俗村は民営の生活資料館。昭和30年くらいまで与論島は自給自足の生活をしてきましたが、その頃の貴重な生活民具が展示されています。お茶をいただきながら運営者の菊さんのお話を聞いていると、時代とともに失われつつある大切なものが見えてくる気がします。また、ここでは黒糖作りや民具作りなどの体験もできます。

サザンクロスセンターと与論城跡

サザンクロスセンターは町営の資料館。館内には与論の与論の歴史、文化、自然がが紹介されているほか、展望台からは沖縄北部や近隣の島々が見渡せます。
サザンクロスセンターに隣接する長い石垣が琉球の北山王三男によって築城されたといわれる与論城です。この城が完成する前に北山朝は滅び、以降、代々の行政施設がここに置かれてきました。

按司根津栄(アジ・ニッチェ)神社

与論がまだ琉球にも日本にも属さず、独立していた時代の豪族(按司)根津栄を祀った神社。弓の名手で琉球との戦いに挑み、与論を守ったといわれています。神社には頭蓋骨や遺品が安置されているほか、島のいたるところに根津栄のゆかりの場所があり、伝説を尋ねて島を回ってみてはいかがでしょうか。

与論のイベント

十五夜踊

与論城跡に建つ地主(とこぬし)神社に年三回奉納されるのが、国の重要無形民俗文化財指定「与論十五夜踊り」です。永禄四年(1561年)に創作され、以降、五穀豊穣、嶋中安穏を祈り、旧暦の三月、八月、十月の十五日に踊り継がれています。
大和風と琉球風の二組で構成される踊りは双方の文化の影響を受けてきたことを表しています。

ヨロンマラソン

今年で23回目をむかえたヨロンマラソンは島内で一番大きなイベントです。
毎年、島外より1000人を超える方々が参加されますが、人気の理由は島人のおもてなし。前夜祭からはじまり、当日の応援や休憩所での歓待(飲物ははもちろん、お餅やヤギ汁まであります)、打ち上げパーティまで、島人と旅人が一体となり、お祭りが続きます。

浜下り

旧暦3月3日の大潮の日に海で魚介類を獲り、浜でその年に生まれた子供を囲んで、親族や地域の住民がお祝いをします。この日を境に与論島の海開きの日となり、季節は夏に向かいます。

パナウルウォーク

毎年11月の第2日曜日に行われる島内一周のウォーキング大会。各中継ポイントでは民謡の演奏や試食など様々なおもてなしがあります。1周コース(25km)と半周コース(15km)があり、体力に応じて参加いただけます。